【赤ちゃんの飛行機デビューはいつから?コツとポイントを紹介!】

飛行機

こんにちは!子連れで飛行機を年2回は利用する2児のママ、パンダです。
動き回る1歳半の子どもを連れた時には、脇汗ビショビショ案件連発でした……
しかし‼終わってみれば、そんなに大したことなかったかも⁉と良い思い出だけが残っています。

初めて乗った時の失敗談や乗っていくうちに掴んだコツなどを交えながら、
赤ちゃんとの飛行機の利用方法についてお話したいと思います。

里帰り出産、転勤、旅行、理由は人それぞれあると思いますが、我が家のナンバーワン理由は旅行です。
某テーマパークを訪れるために年に2回は家族で飛行機を利用しています。
上の子は9ヵ月が初フライトでしたよ。
私の友人は里帰り出産後にもとの生活拠点に戻るため、首の座らない赤ちゃんと一緒に利用していました。

様々な事情はありますが、どんな理由であれ飛行機を選ぶときの理由は「移動時間が早いから」です。

遠方になればなるほど飛行機の方が、圧倒的に時短であり身体的にも精神的にも負担がありません。

では、どのように飛行機を予約したらいいのでしょうか?
航空会社の特徴とともにみてみましょう!

「赤ちゃんはいつから乗れるの?」

日本を代表するANA、JALや格安航空会社(LCC)ともに、国内線では生後8日目から乗ることができます。

国際線にいたっては医療的な事情に配慮した事例もあるので断言できませんが
「生後8日目から」と覚えていていいと思います。
とはいえ、産後の床上げまではママの身体をいたわると、1ヶ月検診が終わってから移動する方が多いですよ。

どの航空会社も座席を予約するときに、赤ちゃんがいることを伝えることで受けられるサービスがあります。
特別な事前予約ではなく通常の予約の時に、サービスのお願いをすることができます。
旅行代理店を介した予約でも可能です。

受けられるサービス一覧

ANA、JALでは

  • ベビーベッド(10㎏以下、便による、要予約)
  • チャイルドシート(別途小児運賃が必要、要予約)
  • 空港内でのベビーカー貸し出し
  • 事前改札サービス
  • フライト中のミルク作り
  • おむつ交換台の設置
  • ママがトイレの時に抱っこしてくれる
  • おもちゃや絵本を貸してくれる
  • オリジナルグッズがもらえる

以上のようなサービスを無料で受けることができます。
さすがおもてなしのプロ、日本が誇る航空会社です。

他にも細やかなサービスがあるので気軽にたずねてみましょう。

格安航空会社(LCC)では会社によってかなり変わってきますが、
国内線にいたってはおよそ同等のサービスが受けられます。


何度も言いますが、会社によってはないサービスもあるので事前に確認をし、
自分が受けたいサービスがあるかをチェックしてくださいね!

「お得で結果オーライな乗り方」

ご存じの方が多いとは思いますが、3歳未満(2歳まで)は大人1人につき赤ちゃん1人までは、大人の膝の上で乗ることができます。要するにタダですね。ただし大人1人が連れる赤ちゃんが2人目からは小児運賃で座席確保をする必要があります。

私の場合ですが、一度だけ1歳児を連れた2時間のフライトで、ちょっとでも休みたいからと子どもの座席を確保しチャイルドシートを借りた経験があります。実際はというと離陸まで怖がって抱っこ、上空でベルト着用サインが消えたかと思えばすぐ付く気流の悪さ、そうこうしていると着陸でまた抱っこ。子どもの座席を無駄に払ってしまったとガックリ。抱っこで済む2歳までは膝の上で十分だと感じたのでした。

月齢別、あると便利なグッズを紹介

全ての時期において共通なもの

  • オムツ
  • おしりふき(手拭き口拭きもかねて)
  • タオル
  • 着替え
  • ビニール袋
  • ティッシュ

これは本当に必須ですね。すぐに取り出せる座席下に用意し、座席上の荷物と分けて準備しておきましょう。

<ネンネ期(0ヶ月~4ヶ月)>

<ネンネ期(0ヶ月~4ヶ月)>

ママ、パパの抱っこが一番赤ちゃんが安心するようです。また離着陸の時は気圧の加減で耳がキーンとなるのは赤ちゃんも一緒です。耳抜きにミルクやおっぱいを飲ませましょう。ちなみにフライト中にミルク作りのお願いはできますが、離陸後でベルト着用サインが消えた後となるので、機内に乗る前にミルクを作っておくとスムーズです。

  • ミルク
  • ケープ(おっぱいのママ)

<おすわり期(5か月~8ヶ月)>

いろいろなことに興味を持ちはじめるけれど、行動範囲は少なくかんしゃくを起こすことも少ない時期です。こちらも哺乳瓶やマグなど、離着陸の耳抜き対策に飲み物を用意しましょう。

離乳食を開始し、お菓子デビューをしているならば、王道の赤ちゃんせんべいやボーロは時間つぶしに最適です。ただし量はあげ過ぎないように、日ごろからここぞの場面に使うようにしましょう。

  • ミルク、ベビー飲料
  • ケープ(おっぱいのママ)
  • お菓子
  • おもちゃ(音の出ないもの)

<ハイハイ・たっち期、1歳以降(9ヵ月以降)>

発達に一番個人差がある時期で一概にはいえませんが、じっとしていられない、早い子ならばイヤイヤも出てきますね。これまでと同様に耳抜き対策に飲み物は必須です。こぼれないようにふた付のストローのみの容器がベストです。飽きないように時間つぶしに一番気を遣うところ!お気に入りのおもちゃ、お菓子、動画と複数用意しておくと安心です。

  • 飲み物(ふた付きかつストロー)
  • お菓子(ボロボロしにくいもの)
  • おもちゃ(音の出ないもの)
  • 動画(機内Wi-Fi状況を確認)

「一生忘れられないフライト体験」

上の子は9ヵ月で飛行機デビューしたのですが、その時は本当に大人しく手がかかりませんでした。1歳くらいの時も抱っこしていれば問題なくフライトを終えました。大変だったのが1歳半を過ぎたころのフライトでした。動きたい!とにかく動きたい!それでもベルト着用サイン点灯中は膝の上にいてくれないと困ります。捕れたてピチピチの魚のごとく暴れて泣き叫ぶ子どもを、なんとかなだめようとするも撃沈。CAさんが何度も声をかけてくれ、おもちゃや絵本を貸してくれましたが「ポーイ」と投げて終了。前のおじさんが舌打ちしながら振り向くのでさらに焦ります。結局1時間くらいグズって泣き疲れて寝たのでした。

ここでの反省点は、座席に着くときに周りの乗客に一言子どもがいること、迷惑をかけてしまうかもしれないことを伝えておくべきだったということです。この一言で周りの目は全然違います。

二つ目はとにかく早く黙らせたい私のイライラが子どものグズリを助長させていた点です。おおらかにとはできなくても、もう少し子どもの気持ちに寄り添った言葉がけをするべきでした。

それでも泣き疲れて寝た子どもを抱えてぐったりしている私に「大変でしたね。こちらの毛布でお子さまのお身体を支えてください。」と優しく声をかけてくれたCAさん。着陸後、大変だったことを知っている乗客からねぎらいの言葉をかけてもらい「先に降りていいわよ」と譲ってくれたご婦人。

みんなに支えられた苦くも一生の思い出に残るフライトでした。

「経験を生かしたグズリ対策」

2人目が同じ動き回りたい歳になった時、実際にしてうまくいった対策をご紹介したいと思います。

用意したのが

  • 貼ってはがせるシールとシールブック
  • 好きなキャラクターの絆創膏
  • グミとラムネとあめ

もくもくと手先を動かすシール貼りは時間つぶしになりました。ここで気を付けたのが貼ってはがせるタイプのものということです。普通のシールだと座席に付いたりしたらはがれにくい、汚してしまうからです。

好きなキャラクターの絆創膏は普段絶対触らせないものです。特別感があり、しかも自由に貼っていいとなると大喜びでした。

お菓子のボロボロ対策にはグミと固めのラムネ、あめで乗り切りました。ラムネは意外とだまってつまみ、ちまちま食べていたので時間が上手につぶせました。

「安心してフライトが楽しめるように」

生後8日目の赤ちゃんから乗れる飛行機。ミルクは作れるのかな?オムツは替えられる?ぐずったらどうしようと不安な方も、航空会社から様々なサービスが受けられることを知ったら気楽に乗れますね。

里帰り出産の方も子連れ旅行の方も航空会社の万全のサポートのもと、事前の準備があれば飛行機での移動も楽しくラクなものとなりますよ。