マタニティマークっていつからつける?本来の目的とは?

マタニティマーク

こんにちは!5歳と2歳の育児真っ最中の主婦、まみです!

突然ですが、あなたはマタニティマークってなにか知っていますか?

母子手帳とともに市役所でもらえる、あのかわいいキーホルダーですね!

わたしももらった時に自分が妊娠しているってことの証明のようで、すぐにつけて歩いていました。

けれどこのマタニティマーク、意外につけている妊婦さんって少ないんです。

その理由はなんでしょう?

今回はこのマタニティマーク、いつからつけていいのか、

そもそも本来の目的とは何か、をきちんとお伝えしようと思います。

マタニティマークってなに?無料でもらえる?

マタニティマークは、妊婦さんが母子手帳交付の時に役所でもらえます。

ママのお腹の中に赤ちゃんがいる絵はとても愛らしくてかわいいですよね。

マタニティマークは2006年に、妊娠・出産の安全性と快適さの確保を目的に厚生労働省によって作られました。

マタニティマークは、役所でもらえるほかに、雑誌の付録についていたり、産院でもらえるものもあるようです。

ちなみに私は、マタニティマークは役所でもらったものと、雑誌の付録のものと2つをよく使う鞄につけていました。

マタニティマークはいつからつけるの?

このマタニティマーク一体いつからつけたらいいの?という疑問は多いようです。

母子手帳は、心拍が確認されてから交付されるため、おおよそ妊娠8週から10週頃くらいが目安となります。

マタニティマークをつける時期はそれぞれちがうのが現状です。

ちなみに私は、1人目の時、母子手帳をもらってからつけていましたが、2人目の時は、妊娠が分かった時点でつけていました。

私は当時、仕事場まで電車で通っていたので、通勤中体調が悪くなったら困ると思ったからです。

妊娠初期はお腹が目立たず、周囲から妊婦と判断されることは少ないです。

しかも、つわりなど体調が不安定であるので、

ぜひ、妊娠がわかったらすぐにマタニティマークをつけることをおすすめします。

マタニティマークの本来の目的は?

マタニティマークは、自分が妊婦であることを周囲に知らせるためのものです。

なので、妊娠初期などのお腹が目立たない時期にこそ、つけてもらいたいマークでもあります。

特に公共交通機関などを利用している方は、妊娠していることを周囲に知らせることはとても重要です。

万が一、体調不良や妊娠に関して異常な出血、
腹痛または公共交通機関の事故などが起こったときに、
妊婦であることを知らせるということは母子を守ることに直結するからです。

誤解されているかたも多いかもしれませんが、決して妊婦さんに対する配慮を周囲に強要するものではありません。

マタニティマーク問題ってなに?

マタニティマークをつけることで、

「つわりで途中で気分が悪くなった時、周囲の人に助けてもらった。」
「大きなおなかで重い荷物を抱えていたら、席を替わってもらえた。」

など周囲に感謝する声がたくさんあげられました。

一方でネガティブな意見も聞かれます。

「周囲に妊婦であることを見せびらかしている。」
「席を譲ることを強要されている。」

と思う方もおられ、マタニティマークをつける妊婦さんに対して

いい思いをしていない方も実際にいらっしゃるようです。

私の友人は、

「マタニティマークをつけることで周囲から何か言われそうで怖い」

といって、妊娠期間中、マタニティマークをつけていませんでした。

この問題には、マタニティマークを

「つける側」と「抵抗を感じている側」に大きな認識の差が関係していると思います。

マタニティマークをつけている妊婦さんは、決して妊婦であることをアピールしているわけではなく、緊急時ために妊婦であることを示している意識が強いようです。

その認識の差が大きな誤解を生むことにつながるのですね。

マタニティマークに関しての今後の課題

マタニティマークは、母子の命をまもるためにとても重要な存在です。

それぞれ考え方も違うため、ネガティブな意見があることも仕方のないことかもしれません。

けれど、妊娠は奇跡の連続で成り立っているため、とても神秘的で素晴らしいことです。

このことで、妊婦さんがマタニティマーク自体をつけることをやめてしまうことは、

緊急時の対応がうまくできない可能性があるため本末転倒です。

妊婦さんが委縮せず、安全に安心して日々の妊娠期間をおくることができるように、

周囲の人もサポートをしていく必要があります。

また、妊婦さんが安心して妊娠初期からマタニティマークをつけることができるように、

マタニティマークの本来の意味もきちんと周囲が理解しておく必要があります。

マタニティマークの本来の目的がわかれば、お互い気持ちよくすごせるのではないでしょうか。

まとめ

マタニティマークは、妊娠・出産の安全性と快適さの確保を目的に

厚生労働省で作られたものです。

本来の目的は、緊急時に妊婦だということを周囲に示し、配慮をもとめるものです。

いつからマタニティマークをつけなければならないという規定はありません。

しかし、母子の健康を守るためにもお腹が目立ったころではなく、体調が不安定の妊娠初期にこそマタニティマークをつけて頂きたいと思います。

周囲の方も、本来のマタニティマークの持つ意味は「何なのか」を周知していく必要がありますね。

困っている人に手を差し伸べられる思いやりにあふれたやさしい環境になってほしいと願うばかりです。