マタニティブルーとは みんながなるの?どんな症状?

マタニティブルー

こんにちは。ぴっちゃんママです。

昨日、久しぶりに子供に思いっ切り怒ってしまいました。
実際に子供が悪いのですが数か月に1回、どうしてもイライラが抑えられないことがあるんですよね・・・。

自分でもわかってはいるんだけど、生理前ってどうしてもこうなってしまう時あるんです。

PMSが原因なんですよね、きっと。

いつもよりイライラ・クヨクヨすることって妊娠中にもいっぱいありました。

妊娠中や出産直後、急にものすごい不安な気持ちになったり、なんだかわからないけど涙が止まらなくなったりすること、いわゆる”マタニティブルー”とよばれるものです。

マタニティブルーってなる人・ならない人がいたり、人それぞれに症状が違ったりするので、けっこう難しい。

そして男の人にはこの気持ちってきっとうまく伝わらない・・・。

マタニティブルーがどういうもので、経験した人はどうやって過ごしていったのか、
についてあんまりママ同士でも話さないからみんながどうだったのか知らないっていう人も多いんです。

そこで今回はマタニティブルーとはなんなのか、を徹底的に追及してみたいと思います。

妊娠中はみんな不安になることがあるんです。
一人で悩まず、一緒に乗り越えていきましょう。

マタニティブルーとはそもそもなんなの?

妊娠中や出産直後になんとなく気分が良くない、やる気が起きなくなる、など
心の元気がなくなった状態”を総称してマタニティブルーと呼んでいます。

  • わけもなく悲しくなったり、涙が出てくる
  • 急にいろんなことが心配になってしまう
  • ちょっとしたことでイライラする
  • 疲れやすくなる
  • 眠れなくなる
  • やる気がなくなる
  • 食欲がなくなる

代表的なものとしてはこういった症状なのですが、
本当に人それぞれなので「全員がこれにはなるよ」っていうものはないんです。
妊娠中に「最近ちょっと気分がのらないな」「なんだか気持ちが落ち着かないな」と思ったら、
マタニティブルーのサインかもしれませんよ?

マタニティブルーはいつごろなるの?

マタニティブルーって出産前は妊娠初期から中頃に、出産後は産後数日間に経験をする人が多いです。

原因は体の中のホルモンバランスが変わること。

排卵と月経を繰り返すことによって約1か月周期で増えたり減ったりしていた女性ホルモンですが、
妊娠を境にいままでとは一気にバランスが変わっていきます。
普段の生理の時でもPMS(月経前症候群)と呼ばれる症状があるように、
生理前にイライラやちょっとした不調を感じることがありますよね?

これと似た感じで少し時間がたてばほとんどの方は症状が落ち着いてきます。

ホルモンバランス以外にも「お母さんになる」という気持ちからくる不安やつわり、
出産による疲れなどがマタニティブルーには関係してきます。

ぴっちゃんままはぴっちゃんが産まれるまでず~っとつわりが続いていたので、
それはもう体調もメンタルも不安定なことが多くて、マタニティブルーも結構大変でした。
体力が落ちた時は気力も落ちる、という感じかもしれませんね。

どちらの場合ももし1か月たっても「なんだか気分がすぐれない状態が続いているな?」
と思ったらちょっと気を付けてください。

マタニティブルーになりやすい人っているの?

マタニティブルーになりやすい人がいるのかどうか、ですが。

なりやすい人はいます、というよりみんながなるけどすっと解消されてしまう人と
ちょっと重いマタニティブルーになってしまう人がいる、という方が正確かもしれないです。

マタニティブルーになりやすい人には

  • PMS(月経前症候群)が重い人
  • 性格がまじめな人
  • 細かいことが気になる人
  • 普段から心配性の人

こういうタイプの人が当てはまります。
マタニティブルーってPMS(月経前症候群)の精神的な症状やうつ病の症状ととっても似ています。

赤ちゃんを必死で守りたいという気持ちの表れなのですが、普段からちょっと精神的に落ち込みやすい方は要注意です。

マタニティブルーと妊娠うつ・産後うつとの違い

マタニティブルー”と“妊娠うつ”や“産後うつ”ってなんとなく一緒かな、というイメージのようですが、この違いは本当にあいまいで期間が短いか長い・症状が軽いか重いか、の違いだったりします。

マタニティブルーの場合は数日~数週間すれば収まってきますが、精神的な症状が重かったり1か月以上経っても収まらない場合はうつの可能性があります。
あまりに重い場合には嬉しいはずの妊娠・出産が嫌になってしまったり、
自分や赤ちゃんの命の危険につながることも出てきます。

精神的症状は目に見えにくいものです。

「マタニティブルーなのかな?」と思っていたけれど、日常生活に影響が出るほどに落ち込むことが続いたり、外に出るのも辛いほどになってしまったら、一度立ち止まってみてください。

本当は一番近くにいる人が「ちょっとツライんじゃない?」と先に気が付いてくれると良いのですが、自分から「なんだか最近ね・・・」と思い切って相談してみるだけでも気持ちが少し楽になりますよ。

マタニティブルーの時の対処法ってあるの?

「これってマタニティブルー?」と自分が感じたとき。
それは自分の中のバランスがちょっと崩れてしまっているサインです。

普段、ストレスがたまったな、と思った時にも気分転換ってしますよね?

マタニティブルーになった時も、同じように心を軽くしてあげることが大事です。

旦那さんやご家族の方に気持ちを伝えること。

おいしいものを食べること。

ゆっくりお風呂に入ってリラックスすること。

ひたすら寝ること。

散歩に行くこと。

友達とおしゃべりをすること。

人それぞれにストレス解消法があると思います。

もちろん妊娠中や出産直後は思うように身動きがとれない部分はありますが、
今の自分がしたいことを思い切ってしてみることで気分がすっきりしてスーッと不安が解消するかもしれないです。

ちなみにぴっちゃんままの場合は妊娠中のマタニティブルーが酷かった時は、
毎晩アイスを食べることで気持ちを落ち着けていました。

食べても食べても吐いてしまうので、気持ちも身体も苦しくなってしまい、
全く体重も増えず(むしろ減ったことも)「これはもうお腹の赤ちゃんが嫌がっているんじゃないのかな・・・」
と思っていた時期、そんな時に夫が「アイス買ってきたよ」と夜遅くにアイスを買ってきてくれたのです。

甘いものが好きなぴっちゃんままは、それから毎晩毎晩バニラアイスを食べながら夫とくだらない話をしたり、
テレビを見ることでマタニティブルーの時期を抜けました。

人と話すことや好きなものを食べることってやっぱり大事です。

最後に

マタニティブルーとは、「ママになるための準備のひとつ」なのじゃないかな、とぴっちゃんままは思っています。

子育てって楽しいことだけじゃなくて苦しいことも辛いこともいっぱいありますよね。

泣いたり笑ったり怒ったりしながら子供と一緒にママもパパも成長をしていきます。

それを超えるために赤ちゃんがママと一緒に考える時間を作っているのかも、と。

マタニティブルーの時、いろんなことが嫌になってしまうこともありますが、まずは赤ちゃんとママの健康を第一に考えて、ゆったりした時間をお過ごしください。