こんにちは。おっとり系の長男と繊細な長女を育てる2児の母らっこです。
長男は本当に手がかからず大変だった記憶がないのですが……娘には本当に手を焼きました。
同じ親から産まれてここまで違うのかと驚愕するほどです。
「そんなに泣く?こんなに抱っこしなきゃいけない?」というくらい。
娘は抱っこしてもなかなか泣き止まないタイプの子でした。
おっぱいもオムツも問題ないのに抱っこしても泣き止んでくれない……
次第に抱っこがいけないのか、私の育て方が間違っているのかと不安がつのります。
同じ月例のお子さんをもつ他のママさんのSNSを見ては、さらにその眩しいほどにキラキラした子育てライフと自分を照らし合わせて悲観し、自分自身に追い打ちをかけてしましました。
いっそのことちょっと放っておいてみようかな。
と黒い感情まで湧いてくる次第です。
このままではネガティブ思想にやられてしまうと考え、思い切って保健師さんに相談してみました。
「上の子と違って下の子は本当に手がかかる。
何やっても泣き止まない時があるから途方にくれる。何かいい解決策ありますか?」
すると返ってきたアドバイスは、いたってシンプルなものでした。
どうやって泣く赤ちゃんと向き合い乗り越えたかをお話ししたいと思います。
長男は本当に手がかかりませんでした。
おっぱいも飲めばミルクも飲むので、実家に預けたりすることが簡単にできました。
哺乳瓶をくわえながら寝てしまうのがほとんどで、泣いて起きても誰かが抱っこしたりすればすぐに大人しくなります。
娘の場合はびっくりするくらい真逆です。
おっぱいしか受け付けず哺乳瓶が使えたのは出産後、産院にいた間だけでした。
おっぱい大好き抱っこちゃん!
それも私以外の抱っこは受け付けず、私の抱っこでも泣き止まない時もあります。
背中スイッチは高性能で、置くと泣くのは当たり前。
小さな物音にビクッとなって泣くのもセットです。
他と比べない!赤ちゃんの個性を尊重して
「赤ちゃんにだっていろいろな性格があるのよ。兄弟で真逆のタイプなんてよくある話。娘さんはいっぱい泣いて自己表現をしているの。素晴らしいことよ!」
保健師さんのこの言葉に、心の底から救われたのを覚えています。
ちなみにおっぱいや泣いている間隔を記録したものを見せた時「え⁉だいたいこんなものよ!」とのことでした。新生児期もまとまって寝てくれることがあった長男はよほど育てやすかっただけのようです。
世のママはこんなにも寝不足なのか……本当に尊敬します。
赤ちゃんが泣いたらすること
- 泣いたら抱っこをしてあげて!
- それでも泣き止まない時は別の原因を探って。体温は?室温は?いつもと変わったことは?
- お外に出て外気浴で気分転換しよう
- それでも泣く時は泣きたい気分だと受け入れて
- バウンサーやベビーラック、抱っこひもを活用しよう
- 育児はママだけの負担じゃない!周りのサポートを頼ろう
数々のアドバイスをいただき、それ以降はドンと構えて娘と接することができました。
私のイライラが娘に伝染していたのでしょうか。
次第と落ち着いていったのを覚えています。
一昔前は「抱き癖がつくから」といって、泣いても抱っこしない子育て論が存在していました。
今では危険であると周知されていますが、
当時は「泣くのも仕事、運動」「泣いたら抱っこしないといけない子になってしまう」
と抱っこすることをタブーとしていました。
放置をすると赤ちゃんだって気にかけてくれていないと気づきます。
放置をくり返すと、次第に誰のことも信頼できなくなり、
サイレントベビーといった無反応な子になり後の成長に大きな影響を与えます。
泣いたら抱っこで大正解!
ママの体力がある限り、愛情をもって抱っこをしたいですね。
抱っこで得られるメリット
赤ちゃんが泣いたら抱っこをするのには様々なメリットがあります。
赤ちゃん自身は抱っこをしてもらうことでママパパと信頼関係を築くことができます。
その後の成長過程でもっとも大切な愛着関係を構築し、自立や自尊心などに深くかかわります。
また、肌を密着させることでオキシトシンという幸せホルモンが分泌されます。
赤ちゃん自身が「愛されている」と早く安心することができるほか、抱っこする側も
「なんだか優しい気持ちになれる」という効果があります。
抱っこ抱っこの連続のデメリット
抱っこが良いのはわかりました。
保健師さんにもアドバイスしてもらったのが「ママの負担にならない範囲で」ということでした。
そうなんです。
なかには腱鞘炎になるほど抱っこをし続けるママさんもいます。
それくらい重労働なのです。
それでも泣く子を放っておくことはできません。
すぐに抱っこできなくてもできる最善策を教えてもらいました。
声かけをする!たったそれだけ
びっくりですよね。
確かに近くにいる時は「ちょっと待ってねー」と声をかけますが、まさかの声の届かない場所でもです。
トイレ中に泣き声が聞こえてくると「早くしなきゃ」と焦りと泣かせている罪悪感、
「なんで今⁉」とイラっとしてしまうことも。
「ママ今トイレよ!ちょっと待ってね!」と声を出すことで、
不思議と優しい気持ちで泣き声を聞くことができるようになりました。
とくにワンオペで話す機会のないママは、気持ちを声に出すことは大切になってきます。
放置は絶対ダメ‼穏やかにかかわろう
大泣きも夜泣きもいずれ終わりがやってきます。
うまく泣き止まない時があっても、泣き止ませようとする気持ちが大事で、
一生懸命さと行動は赤ちゃんにしっかりと伝わっています。
ママがピリピリすると伝染して悪循環!穏やかな気持ちで接することが一番ですね。
今はうんざりする泣き声も、いつかは懐かしむ日がやってきますよ。