どうも。ぴっちゃんママです。
最近ちょっと暑くなってきて職場でも日中はクーラーをつける日が出てきました。
いまは学校でもクーラーやエアコンは当たり前についている時代で、ぴっちゃんの通っている小学校もきちんと各教室にエアコンが付いています。
ぴっちゃんママが赤ちゃんだった40年前くらいはクーラーがある家ってちょっとお金持ちの家くらいだったな…。
ところで皆さんのご家庭では、赤ちゃんが過ごすお部屋にクーラーやエアコンはついていますか?
まったく冷暖房を使わないのも問題だけれど、お部屋が快適すぎて真夏に汗をかかないのもそれはそれでどうなの??となりますよね。
今回は赤ちゃんのお部屋にはクーラーやエアコンが本当に必要なのかどうか、を考えてみます。
特に夏場は気になる問題!
しっかり調べたので赤ちゃんの体調管理の参考になるといいな、と思います。
赤ちゃんは体温調節ができないの?
生まれたての赤ちゃんは体温調節をすることはできないのでしょうか?
出来るか・出来ないか、というと「出来ないわけではない」のですが体温調節するための機能がとっても弱いのです。
そのため体温は気温の変化に敏感に反応してしまいます。
身体の成長と共に体温調節機能も育っていきますが、特に1歳未満の赤ちゃんは暑い・寒いに適応するのがとっても難しい上に、自分から「熱い」「寒い」を伝えることも上手にはできません。
赤ちゃんは手足を体温センサーとして体温をコントロールしています。
手足が冷えると脳が身体を温めようとするので背中が汗びっしょりになってしまったり、逆に手足が温まると脳が身体を冷やそうとして冷たくなってしまうことも。
赤ちゃんの手が温かいからといって赤ちゃんにとって快適な状態とは限らないので、背中やお腹の温度がどうなっているかを触って確かめてみましょうね。
赤ちゃんのいるお部屋は何度が適温?
「赤ちゃんはあまり冷やしてはいけない」という話を聞いたことはありませんか?
実際に赤ちゃんはお部屋が暑すぎても寒すぎてもすぐに体調を崩してしまうので、お部屋の温度は注意してあげないといけないんです。
大人の場合は夏は25~28℃、冬は18~20℃が快適に過ごせる室温といわれます。
赤ちゃんの場合は大人より微妙に高くて夏は26~28℃、冬は20~22℃位、湿度は40~50%が快適なんだそうです。
暑がりのパパさんに合わせてエアコンの設定温度を低くしてしまったら赤ちゃんが寒くなってしまいますよ。
赤ちゃんが過ごすお部屋に温度計・湿度計を置いて定期的に確認を。
またお布団とベッド上では温度が違いますので、あかちゃんの寝ている高さと同じところに温度計や湿度計置いておくことがポイントですよ。
赤ちゃんのお部屋にはエアコンやクーラーがないとダメなの?
現代の赤ちゃんは生まれた時から温度と湿度がしっかり管理された病室で過ごしていますね。
では1年中・24時間ずっとエアコンをつけっぱなしにしていないと赤ちゃんの身体には良くないのでしょうか?
エアコンでしっかり温度調節している方が快適なんじゃないの?と思うかもしれませんが、実は赤ちゃんにとってはずっとエアコンをつけっぱなしにしている方が身体には良くないのです。
エアコンをつけっぱなしにすると部屋が乾燥して風邪を引きやすくなってしまったり肌がカサカサになってしまったり、ずっと温度が変わらないので体温調節機能が上手に働かなくなってしまうことも。
季節に合わせて以下のようにすると、赤ちゃんに優しく快適に過ごすことができますよ。
- 春や秋は窓を開けて自然の風を入れながら、肌着やタオルケットで調整する。
- 夏の昼間は、エアコンのスイッチはつけっぱなしにせずに換気をする。
- 真夏の夜はタイマーをセットしてクーラーをつけ、扇風機も併用して空気を循環させる。
- 風波エアコンと加湿器を使って温度の調節をしながら湿度管理もする。
エアコンやクーラーを全く使わないのも良くないですが、使い過ぎも赤ちゃんの為にはなりません。
それぞれの季節や気温に合わせて上手に使っていきましょう。
エアコンのない生活は難しい
我が家の娘(ぴっちゃん)は夏生まれなのですが、初めのうちはよほど暑い日以外はエアコンはつけずに自然の風や扇風機だけで過ごしていました。
なぜならぴっちゃんママはクーラーが苦手なので、昼間に家でエアコンをつけるということがそれまであまりなかったからです。
とは言っても、湿気の多い日や外気温が30度を超える日はクーラーをつけないとさすがにぴっちゃんが苦しいだろうな、と思いエアコンをつけていました。
大人の私は我慢できても赤ちゃんのぴっちゃんに「ちょっと暑いけど我慢してね~」とやってしまうと最悪の場合は命にかかわる事態になってしまいます。
自然の風で過ごすことは身体の体温調節機能高めるためにもとても良いことですが、35℃を超える猛暑日にクーラーをつけずに過ごすのは危険です。
お部屋の温度や室温を調整することは赤ちゃんの命を守ることにもつながります。
程よくエアコンを使って赤ちゃんも大人も快適に過ごせるように上手に調整していきましょうね。