出産祝いのお返しの「のし」はどうする?マナーってあるの?

小学校2年生の娘と夫と暮らす40代主婦のぴっちゃんママです。

 

このところ同僚やいとこの出産が重なり、お祝いを贈ったりお返しをもらったりということが続けてありました。

出産祝いのお返しは親戚の人や職場の人にも贈るので、嫁としては腕の見せ所なので結構気を遣ってしまいます。

  

どんな風に出産祝のお返しを選んだらいいのか、お返しの「のし」はどうしたらいいのか…
贈り物を選ぶのってその人のセンスが問われてしまうので、とっても難しいですよね。

 

今回は出産祝いのお返しについて、のしの書き方やマナーについて考えてみたいと思います。

 

出産祝いのお返し 「のし紙」はどうしたらいいの?

出産祝いのお返しを用意する時は、包装の上にのし紙をかけてもらいます。

 

のし紙は以下のルールを守って用意しましょう。

  • 赤と白の紅白の水引が描かれたもの
  • 表書きは「内祝」もしくは「出産内祝」と書く
  • 名前は子どもの名前

 

お返しを用意するのはパパ・ママなので、うっかり親の名前をかいてしまいそうですが「生まれたお子さんに対してのお祝い」なので、名前はお子さんの名前が正しいルールです。

 

いくつかの物をまとめて贈る場合は、それそれの包装紙の上にかけてもらうようにするといいですね。

 

のし紙の書き方のポイントは?

のし紙の選び方がわかったところで、ちょっと気を付けた方が良いポイント…それは「フリガナ」です。

 

子どもの名前は親から子供へ贈る初めてのプレゼント。

正しい字と正しい読み方で皆さんに覚えてもらいたいですね。

そのためにもフリガナはしっかりつけておきましょう。

 

例えばお子さんんお名前が「大」だとすると、読み方は以下のものがあります。(これでも一部です。)

  • だい
  • たい
  • おうき
  • まさる
  • ひろ
  • ひろし
  • ひろき
  • おう

 

ぴっちゃんママの知り合いには「大」で「やまと」と読むお子さんがいるのですが、これはわかりませんでした。

私は間違えちゃうといけないので感じに書いてあった場合は「なんて読むんですか?」と素直に聞くようにしています。

  

パパ・ママにしたら「難なく読めるだろう」と思っていても他の人には読めないということもあります。
なので、かわいい赤ちゃんのためにフリガナをつけて名前を書くことをおすすめします。

 

出産祝いのお返しのマナーとポイント

出産祝いを頂いたお礼として贈るお返しのことを「内祝い」と呼びます。

 

内祝いのマナーとして気をつけないといけないのは贈る時期です。

出産直後からお祝いを頂くと思います。お祝いを頂いたらすぐにお返しをしないと!と思いますよね。
ですが頂いてすぐにお返しをするのはNGです。

 

内祝を贈るのは産後1~2ヶ月の間が基本です。

お宮参り(生後30日後)を過ぎてから贈るのが一般的なので、それまでに頂いた方の分をまとめて贈りましょう。

 

お返しのマナーは以下の通りです。
親戚に贈るお返しはご両親と事前に相談しておく方が無難ですね。

 

  • 金額は頂いた金額の半分が目安
  • 1万円を超える高額のお祝いを頂いた場合には3分の1程度の金額
  • できれば手渡しでお返しをする
  • 宅配でお返しを贈る時は極力電話を入れる(場合によってはメールでも可)
  • 基本的には現金や商品券を贈るのはマナー違反
  • 職場の同僚などから連名でお祝いを頂いた場合は500~1000円程度のものを人数分用意するか、箱菓子を用意する

 

喜ばれるのはどんなお返し?

出産祝いのお返しとしてよく選ばれているものはこちら。

  • ゼリー
  • 洗剤
  • タオル
  • クッキー
  • カタログギフト

 

赤ちゃんの出産時の体重分ある写真付きのお米や、名入れの焼き菓子、タオルと焼き菓子のセットなども人気が高いです。

 

食べ物はあまり人によって好みがわかれないようなものを選んだり、日用品はどこのご家庭でも使うようなものを選ぶと良いですね。

名前や写真を入れたものは時間がかかる場合があるので、出産前にいくつか候補を絞っておくのがおすすめです。

 

こんなお返しは嫌だ!私が困ったお返し

最近夫のいとこが出産したのでお祝いを贈ったのですが、お返しとして大きな段ボールが送られてきました。

中に入っていたのは…なんと叔父さんが焼いた巨大なツボ!

 

叔父さんの手作りの物を贈ってくるのはまだ良いとして、手紙もなく「のし」もなく包装するでもなく…。
段ボールに直接どかっとツボを入れて送ってくる、そのセンス。

 

お返しはお気持ちとも言いますが、もらった人が困るようなものを贈るのって微妙ですよね。

きっと叔父さんもいとこさんも「ぴっちゃんパパもママも喜ぶに違いない」と思ったのでしょうけれど、置き場所にとても困っています。

 

こういうこともありますので、お返しを選ぶ時にはご注意を。

 

まとめ

出産祝いを贈ってくださる方は「無事に生まれて良かったね」「これから子育て頑張ってね」という気持ちをこめて贈り物をしてくれます。

 

お返しをする方も「ありがとう。これから新しい家族もよろしくね」という気持ちを込めて、正しいのし紙とマナーを守って素敵なお返しを用意しましょう。